金先物は昨年の後半から続くレンジ相場の中にあります。週足で見ると2020年8月3日に最高値をつけて以降、2021年3月1日に安値、5月に高値、8月に安値と三角持ち合いの中で価格が上下しています。
三角持ち合いだとすれば、現在の金価格は6,600円付近ですから、ここから下落トレンドに入るはずです。そろそろ動きを注視して、売りのタイミングを図りたいと思います。ただし、下値の目処は6,300円付近だと思われますので、それほど大きな利鞘は取れないでしょうか。11月のFOMCを起点に下落トレンド入りとなるか見ていきたいと思います。