今日、日経平均CFDを売りました。損切りです。28%ほどのマイナスリターンになりますので、日経平均先物で稼いだ利益がほぼ吹っ飛んだというイメージです。日経平均の下落状況はちょっとまずいですね。来週にかけてさらに下落の可能性があります。
このように75日移動平均線と200日移動平均線にタッチする形でなんとか下げ止まりましたが、米国株の行方が非常に厳しいこと、中国経済の先行き不透明感が増していること、岸田政権の海外受けが悪いことが重なり、当面の間、さらなる下落の可能性を秘めています。さらには、RSIがもう少しで50を下回ります。こうなりますと完全に下落トレンド入りになり、非常に弱い展開になっていくと思われます。
仮に、上記の移動平均線を割り込むと、次のサポートラインは28,300円付近、その下は27,800円、そして27,300円、その下が27,000円付近です。移動平均線を下に抜けてしまうと、来週はこの辺りまで下げる可能性が出てくると思われますから注意が必要です。今晩の日経平均先物、あるいは日経平均CFDの動きに注目し、来週の株価推移を予想していく必要があります。
米国株はというと、日本株以上に厳しいのではないかと思われます。S&P500はコロナ暴落以降、株価は2倍に跳ね上がり、一直線に上昇してきました。上記の週足チャートを見ればよく理解できると思います。26週移動平均線にタッチしそうになり、跳ね返して上昇をしてきましたが、今週はとうとう26週移動平均線を下に抜けてしまいました。したがって、中期的には下落トレンド入りしており、MACDもクロスして下落のサインを出しています。S&P500は米国の個人投資家がレバレッジをかけて投資してきており、ここで暴落となると、レバレッジをかけていた投資家の売りが重なることになり、さらなる暴落を引き起こす恐れが十二分にあります。当面は、200日移動平均線のある4,150ドル付近までの下げは確実視しており、それを下抜けると、52週移動平均線の4,000ドル付近までの下落はあり得ます。私は日経平均CFDのマナスを取り戻すべく、S&P500CFDに売りを仕掛けました。