先週の日経平均は30,500円を挟んでの揉み合いで終わりました。急ピッチで上昇してきたことや米国株の軟調、中国株式市場の急落などで先々週ほどの勢いはなかったですね。私も保有していた日経平均先物を30,500円付近で利確しましたが、本音を言うと、もう少し調整してくれないかと考えています。30,200円付近まで下がれば買いと思って狙っていますが、その水準までは下げてこないですね。
ただ、明日20日は中国不動産大手の恒大集団が債務不履行に陥るだろう日に当たりますから、その影響が徐々に具体的に明らかになることで、米国株や日本株にも影響が出るのではないかと考えています。今月いっぱいは要注意ですね。安値を拾っていきたいと思います。
このように、日経平均は9月14日に高音をつけてからは調整中となっています。この調整期間、少なくともFOMC終了まで、長引くと恒大集団の債務不履行の影響が明らかになるまでが考えられると思います。現時点では、FOMC後の状況を見て日経平均を先物かCFDで買う予定です。ただ、恒大集団破綻の影響が大きそうであれば、もちろん買いは見送りです。
一方、週間の日経平均を見ますと、下の図のように上ひげをつけた状態で終了してしまいました。MACDが上昇トレンド入りしたばかりですから気にするほどではないかもしれませんが、注意は必要かと思います。
場合によると、もう1週間様子を見て、次の週足を確認してから来週明けに買いの判断をしても良いかもしれません。いずれにしても、最短でFOMC後、恒大集団の影響が大きいようだと今週いっぱいは見送って、来週に買うかどうかを決めていきます。