【Fireへの軌跡】目指せ!50歳サラリーマンのFireへの道のり

家庭の事情で子供と向き合う時間を確保しなければならないことに・・・。Fireの実現により子供を支える時間を作る父親の活動記録。

明日からの日経平均の動き

 金曜日夜間の日経平均先物が3万円を下回って終わりました。その中で明日からの日経平均の動きを考察していきたいと思います。まず、結論から申し上げると、明日の日経平均終値が3万円をキープできれば、今週も堅調に推移するかと考えています。

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参照先;楽天証券

 日経平均は3万円付近で1週間揉み合っています。個人投資家信用買い残の売り戻し、海外投資家と証券会社は逆に買い越していますから、この1週間で日本株の所有者が少しずつ入れ替わっていますね。特に海外投資家が大きく買い越しているということは、日本株の中期的な上昇を狙ってきているのかと推察しています。

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 気をつけておきたいのが米国株の動きですね。金曜日はNYダウやS&P500が米国市場が開く前の先物では順調に上昇していましたが、市場が開いて現物が下落し、先物も同様に下落しました。日経平均先物も30,500円を超える水準まで上昇しましたが、米国株の下落につられて、終値では3万円を割り込みました。したがって、米国株の行方が日経平均の上昇トレンドに影響を与えそうです。明日からの週の米国経済指標で株価への影響が大きなものとしては下記があります。

  ・9/14(火):消費者物価指数

  ・9/16(木):小売売上高

  ・9/17(金):ミシガン大学消費者態度指数

 その次の週で9月22日(水)にFOMCがあります。EUがテーパリングを決めたことで、FRBもその可能性が高くなりました。先週までの大方の見方では、9月のFOMCでのテーパリング発表はなく、9月度の雇用統計を確認できる10月のFOMCでのテーパリング発表が優勢でした。しかし、EUがテーパリングを決めたことで、FRBも決めざるを得なくなったのではないかとの見方が優勢になりつつあります。日本の株式市場は9月20日が祝日で休場しますから、来週のどこかで一旦利確というのもありかと考えています。ただ、上記の経済指標の結果次第では米国株が一段安になる可能性もありますから、どのタイミングで利確するかは要検討です。

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参照先:かぶたん

 S&P500は25日移動平均線を下回ったと言えども、75日移動平均線の上にあり、200日移動平均線はさらにその下になります。今後の経済指標が株価に大きくプラスになるような結果が出ることは考えにくいため、75日移動平均線を下回ってくるのはほぼ確実と考えています。問題は、9/22のFOMCで株価が大きく調整するような内容が発表されてしまうと、200日移動平均線あたりまで下落することも考えられるため、そうなると日本株も一気に下落となると思います。29,000円付近まで??そのリスクを考えると、やはり明日からの1週間のどこかでタイミングを見計らい、一度利確するのが賢明かなと思います。