【Fireへの軌跡】目指せ!50歳サラリーマンのFireへの道のり

家庭の事情で子供と向き合う時間を確保しなければならないことに・・・。Fireの実現により子供を支える時間を作る父親の活動記録。

【Fireへの軌跡】先週の振り返りと今週の株価予想

1.先週の振り返り

 先週の日経平均は、米国の経済指標の下振れや日本国内での新型コロナウイルスへの新規感染者数の拡大、さらには半導体不足によるトヨタ自動車の大幅減産、FOMC議事要旨で年内のテーパリング開始が示唆されたことにより、週間で大きく値を下げました。

 

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参照先:Yahooファイナンス

 

 20日は、終値では27,000円をキープしましたが、確か取引時間中に27,000円を下回った場面がありましたね。20日の取引時間終了後の日経平均先物でも、27,000円を下回る場面がありましたが、その後の米国株式市場が値を上げたため、日経平均先物(期近)については27,240円で取引を終了させています。

 

2.今週の株価予想

 先週は日経平均先物が27,240円で終えていますから、明日の東京株式市場の始値についても、その付近で値がつくのだろうと思われます。また27日の開催されるジャクソンホール会議前でもあるので様子見ムードというのが大方の見方のようです。さらには、FOMCの議事要旨が公開されたことから、ジャクソンホール会議では新たな金融政策の方針について発表はないとの見方もあるようです。

 一方で、先週議事要旨が公開されたFOMCは7月開催。その時と決定的に違うのは新型コロナウイルスのデルタ株による新規感染者が大幅に増加していることです。デルタ株の猛威により、10-12月期の企業業績に後ろ向きな見方が出てきていますから、場合によると、ジャクソンホール会議では、デルタ株の状況を見極めながら金融緩和をどこまで継続するか見極めるという、ややハト派的な意見も出てくるのではないかと思われます。

 また、来週もいくつかの経済指標が発表されますので、その影響の方が株価を上下させるのかもしれません。

 そのようなことで、今週の日経平均は下記のレンジで揉み合うのかなといった考えです。

  【26,900円〜27,400円】

 

  問題は8月30日週ですね。早いもので、8月が終わり9月になります。ジャクソンホール会議後の株価の動きが気になります。10-12月期は年末商戦のタイミングになってきますし、自ずと消費は上向くのだと思います。一方で、9月はその反動で落ち込むのだろうと思いますし、世界経済の流れを見る限り、アメリカと中国が下降傾向に入ったように見えています。したがって、9月は金融政策の行方もさることながら、経済不安による株価下落の可能性の方が大きいのではないかとも思います。