日本株への投資に関しては、中長期を見据えた優良株式への投資、短期の下落リスクを回避するための日経平均指数の売りといった内容です。
しかし、日本株は本当に弱いですね。海外の機関投資家が日本株への投資姿勢を「強気」に変更したため27,500円付近から28,000円を超える展開になったものの、8月13日は終値で28,000円を割り込みました。その日の夜間取引で、日経平均先物が27,830円まで売り込まれました。さらには、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が、日本国内で2万人を超えて過去の記録を大きく上回るといった状況であり、世界主要国と比較しても感染者増が著しいと言えます。したがって、週明け16日の日経平均もそれなりに下げるのではないかと思われます。
日経平均が28,000円を回復するタイミングでは、3兆円以上の信用買い残の売り戻しが発生するため、来週以降、28,000円をキープするのは難しいのではないかと考えます。当面の下値目処は、直近の抵抗線となっている27,500円付近。